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【銘柄診断】京葉銀行は中期成長計画を策定、内需関連株として見直しの流れも
京葉銀行<8544>(東1)は震災前の3月1日に486円の年初来高値を示現した。震災を契機に大きく売り込まれた後、リバウンドの動きに乗り7月20日に439円の戻り高値まで買い進まれたが、戻りに勢いがないため改めて売り直され、直近では年初来安値近辺にまで売り込まれる足取り。[写真拡大]
京葉銀行 <8544> は震災前の3月1日に486円の年初来高値を示現した。震災を契機に大きく売り込まれた後、リバウンドの動きに乗り7月20日に439円の戻り高値まで買い進まれたが、戻りに勢いがないため改めて売り直され、直近では年初来安値近辺にまで売り込まれる足取り。
ただ、内需関連株としての視点から、ここ地銀株が強調展開となっており、市場環境は決して悪くない。貸出金利回りの低下により資金運用収益が減少するとともに、与信コストが増加、今2012年3月期第1四半期の純利益は34億7900万円と前年同期比8.9%の減益となった。ほぼ期初予想通りの推移となっているため、今3月期通期の純利益140億円(前年同期比21.2%増)という見通しは据え置かれている。
同行が経営地盤とする千葉県は鉄道などのインフラ整備が進み、いまなお人口流入が続いているほか、国内有数の産業バランスを誇るなど恵まれたマーケットで、今後も成長が期待される。会社側でも来2013年3月期も純利益150億円を目指す中期計画を立てている。PBRは0.6倍と割安感が強い。中期的には割安ゾーンに位置していると思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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