【銘柄診断】Pワークスは2Q上ぶれ業績、新株価指数選定を買い直し急反発

2011年10月13日 18:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プライムワークス(Pワークス) <3627> は13日、1000円高の7万4500円と3日ぶりに反発した。10月7日に発表した今2月期第2四半期(2Q)の上ぶれ着地業績を見直し下げ過ぎ訂正買いが再燃しており、このところ新興市場への外国人投資家の買いが観測されていることから、10月11日に算出・公表開始となった新株価指数「東証マザーズCore指数」に同社株が選定された需給好転思惑も買い手掛かり視されている。

  2Q業績は、前年同期比12%増収、12%経常増益、21%純益減益となり、売り上げは期初予想より2億円弱、利益は4600~600万円上ぶれた。スマートフォンの出荷台数増加に対応してキャリア、端末メーカー、大手コンテンツプロバイダー向けにソリューション提供を積極的に進め、電子ブック事業では、キャリア、コンテンツプロバイダーにAndroidビューワなどを提供、電子総合文芸誌の配信を開始したことなどが寄与した。純利益は、子会社の法人税の関係で減益転換した。

  2月通期業績は期初予想に変更はなく、経常利益は5億3200万円(前期比1%増)、純利益は2億5700万円(同7%減)と見込んでいる。

  株価は、決算発表のたびに10万円台から下値を探り9月に年初来安値6万4100円まで急落したが、Core指数構成の15銘柄に選定された需給思惑で底上げした。投資採算的には割高だが、好需給主導で電子書籍関連人気を再燃させる展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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