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【銘柄診断】スカパーJSATホールディングスは成長性評価の取り込みが進む
スカパーJSATホールディングス <9412> は6月9日の2万9730円を目先底値に、二進一退型の着実な上げ波動を描いている。
今2012年3月期第1四半期は営業利益が59億1600万円と前年同期の10億4500万円を大きく上回った。地上デジタル放送への移行に伴いデジタルテレビで受信できる「スカパー!e2」の加入者が大幅に増えたほか、衛星通信サービスも東日本大震災による通信切断などを受け需要が増加したことなどが好業績の背景。そうした好スタートを踏まえ、今3月期9月中間決算は従来の88億円から112億円(前年同期51億9800万円)へ増額修正された。
ひとまず据え置かれた通期の営業利益140億円(前期135億300万円)の見通しは、9月中間決算との兼ね合いでは今後増額修正されるのはほぼ確実視されるところ。アナログからデジタルテレビへの移行は、同社の有料多チャンネル放送の普及に弾みを付ける方向が想定され、そうした成長性評価が株価に取り込まれつつあるようだ。配当利回り3%、PBR0.7倍と株価に割高感は感じられない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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