【銘柄診断】カルビーは米国など海外展開を積極化、成長期待が高評価呼び込む

2011年10月11日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  カルビー <2229> が強調展開。9月21日の高値3950円から目先調整場面を迎えているが、下がれば押し目買いが流入するパターンで、なお上値指向のトレンドが継続しているニュアンスだ。

  今2012年3月期第1四半期は震災の影響で営業利益は13億8400万円と前年同期比50%減に見舞われた。ただ、5月下旬より新製品の展開や店頭プロモーション活動の再開をしたことにより4月、5月と前年割れに低迷していた売上げが、6月にはほぼ震災前の状況まで回復してきている。

  今3月期通期については営業利益110億円(前期比2.6%増)の増益見通しを据え置いている。ここへきての急ピッチの立ち直りを踏まえ、アナリスト筋では増額の可能性を指摘する声が強くなっている。成熟局面を迎えている国内市場の限界を踏まえ、米国中心に海外展開を積極化、今後の強力な成長ドライバーになるものと期待されている。現在はPER20倍まで買い進まれてきたが、今後の成長見通しを踏まえ、なお高評価の買いを呼び込めるかどうかがポイントになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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