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【銘柄診断】1stホールディングスは手掛かり材料が一巡、底値固めの展開へ
1stホールディングス <3644> は8月9日と9月26日の安値401円でダブル底を形成、チャート的には底入れのかなり強いシグナルを発信している。10月6日に明らかになった今2012年2月期8月中間決算は営業利益23億1300万円(前年同期比14.6%増)と好業績を達成した。8月11日に増額修正した22億3100万円を上回る着地となった。
主力の帳票システム開発ソフトウェア「SVF(スーパー・ビジュアル・フォーメイド)」で比較的大型の公共・公益案件などを受注。保守売上も新規・継続案件ともに堅調に推移している。こうした傾向が続きそうなため、今回は今2月期についても営業利益を39億2000万円から41億4600万円(前期32億3300万円)へ引き上げた。こうした好業績にも関わらず株価の反応は鈍い。好業績は織り込み済みとの感触だ。
ダブルボトムとなった401円の時点では配当利回りは5.3%に達した。それなりに先行きに期待感があればそこまで売り込まれず、もっと上の水準で反転したのではないだろうか。現在でも利回りは4.7%に達しているだけに、もうそれほどの下値はなさそう。かといって好業績への反応も鈍く、手掛かり材料難から底値固めの展開が想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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