【銘柄診断】サンマルクホールディングスは業績が足踏み、株価浮上には材料難

2011年10月10日 11:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

サンマルクホールディングス<3395>(東1)は震災を契機に下離れの展開を余儀なくされたが、以後もその安値圏での展開を抜け出せないでいる。

サンマルクホールディングス<3395>(東1)は震災を契機に下離れの展開を余儀なくされたが、以後もその安値圏での展開を抜け出せないでいる。[写真拡大]

  サンマルクホールディングス <3395> は震災を契機に下離れの展開を余儀なくされたが、以後もその安値圏での展開を抜け出せないでいる。

  今2012年3月期第1四半期は営業利益が15億3600万円と前年同期比4.8%増の好調な決算となった。震災による消費者の外食自粛ムードで4、5月は前年割れだったが、6月には自粛ムードも和らぎ前年同月比0.1%増加した。そうした回復傾向を踏まえ、今3月期は営業利益69億7400万円(前期63億4500万円)と9.9%増を見込んでいる。

  ただ、株価はほとんど反応しない状況だ。振り返ると、2008年3月期以降、営業利益は60億円台での推移が続き、業績は横ばい傾向を強めている。これではなかなか上値への買いが流入しにくい。従ってPERは9倍台と割安だが、それなりの理由があると言える。配当利回りが3%の水準にあるだけに、利回りを意識した株価形成パターンになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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