【銘柄診断】王将フードサービスは2期連続減益、配当利回り意識した値固めへ

2011年10月10日 11:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

王将フードサービス<9936>(大1)は震災以後もみ合いが続いていたが、ここへきてもみ合いを下に離れそうな動きとなってきた。

王将フードサービス<9936>(大1)は震災以後もみ合いが続いていたが、ここへきてもみ合いを下に離れそうな動きとなってきた。[写真拡大]

  王将フードサービス <9936> は震災以後もみ合いが続いていたが、ここへきてもみ合いを下に離れそうな動きとなってきた。

  今2012年3月期第1四半期は営業利益が20億7900万円と前年同期比13.7%減少に見舞われた。既存店売上高(国内の直営店)は同5.3%減少した。昨年5月まではマスメディアで頻繁に取り上げられ大幅に売上げが伸びた反動から月次売上げは4月が前年同月比4.7%減、5月は同7.3%減とマイナス幅が拡大したことが響いた。

  今3月期通期については、営業利益は92億1800万円と前期比4.9%まで盛り返す見通しだ。それでも2期連続の減益となるだけに、市場の評価が落ちてきたことが最近の株価軟調につながっているようだ。ただ、配当利回りは3.3%に達しており、それなりに下値のかんぬきはある。底値でのもみ合い移行が有力だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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