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【銘柄診断】太平洋セメントは復興需要本格化で見通し良好、着実な上げ相場も
記事提供元:日本インタビュ新聞社
太平洋セメント <5233> が戻り足を強めている。9月14日に大量公募増資を終了したが、その公募価格121円をあっさり抜き去り、非常に強い動きとなっている。
9月2日申し込み現在で6225万株まで膨らんだ信用売り残が直近9月30日現在では1437万株まで急減。カラ売りやつなぎ売りの買戻しが、株価の急激な戻りの原動力になったようだ。
ただ、公募増資応募の向きの利食い売りが控えており、さらに一気に戻すパターンは難しいかもしれない。会社側は東日本大震災の影響で期初には未定としていた今2012年3月期の業績見通しについて営業利益270億円(前期164億3300万円)の数字を明らかにした。
震災復旧に伴うセメント需要が本格化するのはこれから。そのためアナリスト筋は今3月期の増額修正、来2013年3月期の大幅続伸を想定しており、事業環境は非常に良好だ。株価は利食い売りを消化しながらの、着実な戻り相場に進むものと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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