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【銘柄診断】カッパ・クリエイトは1600円台での再度の下値確認
埼玉県に本社を置き100円の回転ずし「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト<7421>(東1)の株価は、大震災発生で上場来安値1300円をつけ、1600円台までリバウンドしたあと前期業績の下方修正、今期業績の連続減益予想で1400円台の安値まで再調整し、今期第1四半期の続落業績では悪材料織り込み済みとして売り方の買い戻し主導で1778円の戻り高値まで買われた。[写真拡大]
埼玉県に本社を置き100円の回転ずし「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト <7421> の株価は、大震災発生で上場来安値1300円をつけ、1600円台までリバウンドしたあと前期業績の下方修正、今期業績の連続減益予想で1400円台の安値まで再調整し、今期第1四半期の続落業績では悪材料織り込み済みとして売り方の買い戻し主導で1778円の戻り高値まで買われた。1600円台での再度の下値確認が続こう。
同社は4日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)累計決算発表、前年同期比1%増収、16%経常減益、1%純益減益となった。東日本大震災の被災で閉鎖店舗が3店舗、原発事故による営業休止店舗が2店舗となり、2Q全体で16店舗を出店し、8店舗を閉鎖したが、回転寿司事業の売り上げは大きく減少して利益も連続2ケタ減となり、純利益は、前年同期に大幅損失を計上したコンビニ事業とベンダー事業が堅調に推移して連続減益率は小幅にとどまった。
2月通期業績は、期初に大震災、原発事故による影響の予測が困難としてレンジで予想していたが、閉鎖店舗、営業休止店舗や災害損失が8億7400万円と確定したことからレンジ予想を変更して、売り上げ、利益ともレンジ上限とし、純利益は22億円(前期比72%増)とV字回復を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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