関連記事
【銘柄診断】いであ、悪材料の織り込みを終えて好材料の表面化を待つ態勢に
いであ <9768> は各種環境調査を手掛けているため、復旧関連人気が波及、4月14日に年初来高値1297円を示現した。その後、復興関連人気の後退とともに下値を切り下げる展開。5月16日の610円、8月9日の540円、そしてここへてきては9月26日に480円と震災後の安値にまで売り込まれている。
今2012年12月期6月中間決算は営業利益6億円と前年同期の17億3400万円から大きくダウン。今12月期についても営業利益3億2000万円(前期6億400万円)と、当初の減益見通しが据え置かれた。8月12日の決算発表後売り直されているだけに、それなりに低調な決算が株価に反映されたものと言える。
東日本大震災発生直後から官公庁の要請を受け、被災地へ専門の技術者を派遣するとともに復興事業推進本部を設置し、被災地の早期復旧・復興、安全・安心の確保のために全社一丸となっての支援体制を取っている。復旧関連の事業が本格的に動き出すのは、早くても今12月期後半から。従って今回の見通しには復旧関連の計上は見送られていると思われる。足元の悪いところの織り込みは終えていると思われ、業績増額などが表面化すると見直し買いが活発化する方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・第一商品は続伸、2日間で約100円上昇、不振の金融で強さ際立つ(2011/10/04)
・ローソンが生鮮野菜のネットスーパーなど好感し高値更新(2011/10/04)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク