【銘柄診断】大庄は月次売上げの復調が鮮明に、10月14日の業績発表に注目

2011年10月4日 17:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

居酒屋チェーンの大庄<9979>(東1)は900~1000円のもみ合いを継続中。東日本大震災により一部店舗の営業停止、計画停電による営業時間短縮などに世の中全体の自粛ムードが重なり、前2011年8月期の営業利益は15億円の損失(前々期14億8700万円の損失)と2期連続の損失となった模様だ。

居酒屋チェーンの大庄<9979>(東1)は900~1000円のもみ合いを継続中。東日本大震災により一部店舗の営業停止、計画停電による営業時間短縮などに世の中全体の自粛ムードが重なり、前2011年8月期の営業利益は15億円の損失(前々期14億8700万円の損失)と2期連続の損失となった模様だ。[写真拡大]

  居酒屋チェーンの大庄 <9979> は900~1000円のもみ合いを継続中。東日本大震災により一部店舗の営業停止、計画停電による営業時間短縮などに世の中全体の自粛ムードが重なり、前2011年8月期の営業利益は15億円の損失(前々期14億8700万円の損失)と2期連続の損失となった模様だ。

  ただ、足元の低迷は、これまでのもみ合い相場の中で消化されていると思われる。最近の月次売上げを見ると既存店ベースでは6月に前年同月比5.5%増とプラス転換し、以後7月が同2.8%増、8月が4.6%増と復調ムードを引き継ぎ、客足が回復に向かっていることが明らか。震災に伴う影響がなくなるほか、不採算店の閉店なども加わり今8月期の業績は大幅に好転する可能性が強いと見られる。

  今8月期の業績見通しについては10月14日に発表のスケジュールで、業績好転期待をベースに株価もそこへ向けて、次第に出直り感を強めるパターンが想定される。PBRも0.7倍と株価が割安ゾーンにあることを示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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