関連記事
【銘柄診断】日本写真印刷は先行き不透明感が払拭できない、底値模索を継続へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
日本写真印刷 <7915> の下げが強烈だ。9月16日に今2012年3月期の業績について営業利益を従来の3億円の黒字から110億円の損失(前期49億4600万円の損失)へ大幅に下方修正した。
パソコンや携帯電話などコンシューマー・エレクトロニクス分野で、製品需要の急激な落ち込み、製品・サービスの低価格化が進行。このため受注が著しく悪化していることが業績大幅減額の背景。ただ、8月4日の今3月期第1四半期からわずか1か月半での大幅な減額修正は、今後の業績への懸念が強くなる結果をもたらした。
中期波動では2009年12月の5440円が9月21日には830円安値というすごい下げを演じている。下げ率は85%に達する。通常なら値ごろ感が働くところなのだが、来2013年3月期の黒字転換さえはっきり見通せない状況では、押し目買いも控えられてしまう。
指標面ではPBRの0.5倍という割安さがある程度。ただこれも今3月期の無配転落を考慮すれば評価が減じられてもおかしくない。当面は底値を模索する動きが続きそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【読者と一問一答】月足からみた10月相場はどうなる?(2011/10/01)
・腰痛の日々から連想して、医療関連銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ(2011/10/01)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク