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【銘柄診断】アライドテレシスHDは見切り売りが一巡、V字型の回復を評価へ
アライドテレシスホールディングス <6835> はここへきて震災以後の安値に売り込まれ、整理基調を鮮明にしている。2月の年初来高値151円から基調的には調整局面にあったが、6月30日の発行済み株式総数の26.92%にも達する自己株の消却発表を契機に、7月1日には窓を開けて急騰した。
ただ、人気が続かずその後は売りが先行する展開。結局その時の大商いがしこりになる結果となってしまっている。7月15日申し込み現在で433万株に急増した信用買い残は、直近9月22日申し込み現在では299万株まで大幅減少しており、明らかに買い方の投げが株価下げの要因になっていることがうかがえる。
今2012年12月期業績については当初の営業利益12億6000万円の見通しが9億4000万円(前期22億3000万円)に引き下げられた。ただ、中間決算の4億300万円の営業損失を吸収しての大幅黒字見通しで、後半はV字型回復が想定されている。そこらあたりが見通せる状況になれば、需給好転とあいまって見直しの眼が向けられることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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