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【銘柄診断】神鋼商事の今期の1株利益は45円、反転相場のきっかけを待つ
神鋼商事 <8075> は、震災後のもみ合いの下限である180円台から反転機運が強まってきている。
今2012年3月期第1四半期の業績は震災の影響があったため営業利益は16億3600万円と前期比15%減少にとどまった。ただ、自動車向けの回復が急ピッチで、今3月期通期では営業利益82億円(前期76億7300万円)と増益を確保できる見通し。7月29日にこうした見通しが発表され、8月1日には213円まで買い進まれた実績があるだけに、市場ではそれなりに好業績を評価する機運が強かったことがうかがえる。その後の下げは全体の軟化に連動したものと思われ、相場の地合いが落ち着きさえすればいつでも戻りに転じることができる実態である。
今3月期の1株利益45円に対し、180円台の株価はあまりにも割安。神戸製鋼グループの中核となるグローバル商社を目指し海外拠点の開発を急ピッチで進め、中期経営計画では2016年3月期に経常利益100億円(前2011年3月期63億3300万円)を目指す成長路線をも踏まえれば、割安さはさらに強まる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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