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【銘柄診断】新生銀行はPBR0.4倍、公募価格108円の奪回がターゲット
新生銀行<8303>(東1)はここへきて再び震災後の安値6月27日の73円に接近する軟調展開。震災直前の3月9日に年初来高値120円を示現した反動もあって、6月安値への調整率は高値から4割下げの予想外にきついものになった。[写真拡大]
新生銀行 <8303> はここへきて再び震災後の安値6月27日の73円に接近する軟調展開。震災直前の3月9日に年初来高値120円を示現した反動もあって、6月安値への調整率は高値から4割下げの予想外にきついものになった。
ただ、今2012年3月期第1四半期決算は純利益が181億6500万円と前年同期比30.9%増を達成した。取引先の経営改善で不良債権処理損失が減少、外国株式の売却益が収益を押し上げた。今3月期9月中間決算の純利益100億円、通期の同220億円の予想については国内外の不透明な経済動向などを踏まえ、現時点では予想の見直しを見送ることにしたとしている。が、第1四半期の実績を踏まえれば、常識的には大幅な増額修正の可能性が強い。
一方、同社の信用買い残は6月24日申し込み現在の3152万株がピーク。安値時に押し目買いが膨らんだものだが、直近では1899万株までピークから4割減少しており、戻り待ちの売り物は減少しつつある。PBR0.4倍と底値圏の数字からは、今後は底打ち、出直りのパターンが想定される。3月16日払い込みで実施した公募価格108円の奪回が当面の目標になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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