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【銘柄診断】日本電気硝子は安値更新、2Q業績をまたも下方修正
日本電気硝子 <5214> は26日、94円安の654円まで売られて続急落し、8月24日につけた年初来安値707円を更新した。連休前22日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績を早期開示、今年7月のレンジ予想からまたも下方修正となったことを嫌いリスク回避売りが増勢となった。
同社の業績開示方針は、次期の四半期業績をレンジで予想、同予想を早期に修正することを基本としており、今年7月に発表した第1四半期(1Q)業績が、6月の確定値を一部下ぶれ、減益転換率を悪化させたことが響き年初来安値まで急落していた。
2Q業績は、売り上げは7月のレンジ予想の下限1850億円(前年同期比9%減)をクリアするものの、経常利益は下限を35億円下回り440億円(同38%減)、純利益も同じく25億円下回り240億円(同43%減)と悪化した。電子・情報用ガラスが、薄型パネルディスプレイ関連市場の不調の影響を受け、その他用ガラスの生産・販売も低調に推移したことが要因となった。
株価は、8月に突っ込んだ年初来安値からニプロ <8086> の株式取得などを手掛かりに824円までリバウンドしたが、円高進行・世界同時株安で再調整した。下値模索が長引きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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