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全日空、ボーイング787を被災地へ飛ばす「復興応援フライト」を実施
ボーイング787(画像:全日本空輸 ウェブサイトより)[写真拡大]
全日本空輸(ANA)は22日、世界で最初に導入するボーイング787型機(以下、787)を使用し、10月30日(日)に、東日本大震災の被災地である仙台空港へ向けた、「復興応援フライト」を実施すると発表した。
「日本の製造分担比率が35%にものぼる787は、『ニッポンの復興の象徴』であり、仙台でフライトを行うことで、子供たちをはじめとした被災地の方々に“準日本製”世界最新鋭機をご覧いただく機会を提供できればと考えている。また、成田と仙台を結ぶフライトでは、仙台周辺地域の環境保全活動の推進や旅行需要の喚起にも役立てたいと考えている。ANAグループはこれからも被災地の方々と『心をひとつに』、復興支援活動に継続的に取り組んでいく」と同社はコメントしている。
なお、「復興応援フライト」では、宮城県と福島県の子供たちを、仙台空港を発着とした787体験フライトに招待する。また、ANAグループが震災後約2ヶ月にわたって除雪車によるお風呂サービス支援を行った、宮城県南三陸町「平成の森」避難所で暮らしていた子供たちも招待するという。「仙台離陸後、美しい紅葉で彩られた日本の空の旅を楽しんでいただく予定」と同社は説明する。
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