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NTTドコモ、独コンテンツ子会社が独プライベートバンクを買収:金融・決済サービスを拡充
NTTドコモは22日、ドイツでモバイルコンテンツ配信プラットフォーム事業を運営する子会社ネット・モバイル(net mobile)が、ドイツのプライベートバンク、バンクフェアライン・ヴェアター(BW)を買収すると発表した。写真はネット・モバイルのウェブサイト。[写真拡大]
NTTドコモは22日、ドイツでモバイルコンテンツ配信プラットフォーム事業を運営する子会社ネット・モバイル(net mobile)が、ドイツのプライベートバンク、バンクフェアライン・ヴェアター(BW)を買収すると発表した。同行の基幹システムを取り込み、デジタルコンテンツの販売でデビットやクレジットカードといった決済サービスを新たに提供する。
BWの株式取得に先立って、ドコモはネット・モバイルに最大2,840万ユーロ(約31億円)の追加出資を行う。ネットモバイルは追加出資をもとにBWの75%以上の株式を取得して筆頭株主となり、欧州での金融・決済事業への参入を図る。
BWは、銀行業とクレジットカード事業に関するライセンスを所有するプライベートバンク。ネットモバイルはBWの買収で金融・決済分野におけるサービス領域を拡大する。特に、携帯電話を通じたデジタルコンテンツやアプリケーション提供に際して、従来のオペレータ課金に加えて、デビットカードやクレジットカードでの決済サービスを提供する方針。
また、その他様々な決済手段の開発を進めていくという。
ドコモは、モバイルを核とした「総合サービス企業」を目指し、海外におけるモバイルプラットフォーム事業基盤を強化していくとしている。
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