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シャープ、モバキャス受信用の業界最小チューナーモジュール
業界最小サイズを実現したというシャープの携帯端末向けマルチメディア放送(モバキャス)受信用チューナーモジュール「VA3D5JZ710」(写真提供:シャープ)[写真拡大]
シャープは21日、業界最小サイズを実現した携帯端末向けマルチメディア放送(モバキャス)受信用チューナーモジュール「VA3D5JZ710」のサンプル出荷を30日から開始すると発表した。
モバキャスは2012年春から開始されるモバイル端末向けの放送。ワンセグに比べて、高画質な動画などを楽しむことができ、画面サイズの大きいスマートフォンなど携帯端末での利用が見込まれている。
今回同社が開発したチューナーモジュールは、ワンセグ用チューナーモジュールの開発を通じて培った高密度実装技術を活用し、業界最小サイズ(7.3×7.3×1.0mm)を実現した。地上デジタル放送(ワンセグ/フルセグ)の受信にも対応しており、同社は搭載機器のコンパクト化に貢献するとしている。
また、放送受信中に携帯電話からの電波干渉を抑える妨害信号除去用フィルタ(SAWトラップフィルタ)内蔵タイプ「VA3D5JZ711」もラインアップする。
量産開始は12月26日で、月産10万個の予定。サンプル価格は、SAWトラップフィルタ非搭載の「VA3D5JZ710」が2,400円、同フィルタ搭載の「VA3D5JZ711」が2,500円。
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