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【銘柄診断】三井住友建設は明らかに売られ過ぎ、最終期日明けの相場に期待
記事提供元:日本インタビュ新聞社
三井住友建設 <1821> は3月24日に復興関連株人気に乗り136円の高値を示現した。ただ、その後は人気の減退も早く、高値からはほぼ一本調子の下げを演じている。期日関係では最終期日が間近に迫っており、その意味ではアク抜け場面がそう遠くないニュアンスだ。
今2012年3月期第1四半期は営業利益が800万円の損失(前年同期3億500万円の黒字)と低調。売上げこそ低調だが、復興需要などもあり個別受注高は民間の土木工事、建築工事が大幅に伸び390億6200万円と前年同期の235億4400万円を大きく上回った。そのため今3月期通期では営業利益50億円(前期49億6200万円)と小幅ながら増益確保が見込まれている。
今後復興予算が実行に移る局面にあり、同社を取り巻く環境も良好な状態が続く。今の株価水準は震災前の水準をも下回るほどの軟調さ。これほどまでに売り込まれる状況ではなく、最終期日明け以後は出直り色を強めるパターンが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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