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【銘柄診断】トランスジェニックは上値が重く、業績の裏付など支援材料を待つ
トランスジェニック <2342> は年初来安値圏での展開を続けている。基本的には3月3日の11万1800円を高値とする調整局面に位置づけられる。3月高値時は一時的に上離れたものの、短期で元の水準に逆戻り。チャート的にはアイランドリバーサルを形成のパターンで、上値にしこりができたことを示している。
同社は人為的に特定の遺伝子を破壊した遺伝子破壊マウスを作成。このマウスに生じた様々な症状を解析し遺伝子本来の機能を知ることにより、遺伝子機能情報などを製薬会社などに提供している。
高値形成に際しては米国企業との間で同社の遺伝子改変マウスを使用して研究用試薬の抗体を作製することを目的とした非独占ライセンス契約を締結したことが手掛かり材料だった。
その後も東京大学、及び大日本住友製薬との間で、「メタボリックシンドロームマーカー候補タンパクAIM」に関して共同研究契約を締結し、「GANPマウス技術」に関する特許も中国において成立など好材料が出現したが、材料に対する反応はごく短期で終了してしまうケースが増えてきている。収益拡大など根本的な材料の裏づけが欲しいところ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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