SBテクノロジー、カタログや提案書をiPadに配信する営業支援サービス

2011年9月15日 15:31

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米アップル社のタブレット端末「iPad」を利用した法人向け営業支援サービス「Smart Catalog Access」の利用イメージ(ソフトバンク・テクノロジーのプレスリリースより)

米アップル社のタブレット端末「iPad」を利用した法人向け営業支援サービス「Smart Catalog Access」の利用イメージ(ソフトバンク・テクノロジーのプレスリリースより)[写真拡大]

 ソフトバンク・テクノロジーは15日、米アップル社のタブレット端末「iPad」を利用した法人向け営業支援サービス「Smart Catalog Access」を提供開始すると発表した。

 同サービスは、電子化したカタログや提案書、動画などのドキュメントをネットワーク経由でiPadに配信する、法人向けのクラウドサービス。

 社外で活動する機会の多い営業担当者の利用を想定し、大容量ファイルでも高速に閲覧できるビューアを搭載しているほか、セキュリティ面に配慮してアカウント単位でのきめ細やかなアクセス制御機能を提供している。

 また、利用者単位でドキュメント閲覧ログを蓄積しており、サービスの中で提供する管理者画面ではファイル操作履歴などを確認できる。活動履歴を分析することで、営業活動の効率向上につなげることができる。

 今回のサービス開始に先立って先行導入した大手住宅建材メーカーでは、カタログをすべて電子化したことで、数十冊のカタログの持ち運びが不要になり担当者の負担が軽減されたほか、カタログ制作費用も大幅に削減できたという。

 今後は、図面データなど特殊な大容量ファイルや動画に特化したサービスなども提供していく計画。また、操作ログの分析機能やレポート表示、ファイル管理軽減のためのコンテンツマネジメントシステムなど、バックオフィスサービスも順次開発していく予定という。

 初年度は100件の受注を目指す。

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