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2011年度の最低賃金、全国平均は737円 最低は岩手・高知・沖縄の645円
厚生労働省は13日、2011年度の地域別最低賃金額の改定について発表した。同省によると、改定額の全国加重平均額は737円(昨年度730円)で、昨年より7円増だった。改定額の分布は、645円(岩手県、高知県、沖縄県)~837円(東京都)。すべての都道府県で1円~18円の引上げが答申された。
また、地域別最低賃金額が生活保護水準と逆転していた9都道府県(北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島)のうち、埼玉、東京、京都、大阪、兵庫、広島の6都府県で逆転を解消した。
東日本大震災の被災地である岩手県は645円(昨年度644円)、宮城県は675円(同674円)、福島県は658円(同657円)で、いずれの県でも昨年より1円増だった。
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