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【銘柄診断】みずほフィナンシャルグループは9月末にかけ配当買いが流入も
みずほフィナンシャルグループ <8411> は年初来安値圏で低調な動きを続けている。ギリシャ問題に端を発する欧州銀行株の波乱、あるいは米国政府機関が住宅ローン販売に絡み大手金融機関を提訴するなど、海外の金融株を取り巻く環境の悪化という波が押し寄せている。
ただ、同社の場合、他のメガバンクに比べ資本の質が劣り、ファイナンスへの懸念が潜在。最近のファイナンス発表銘柄急落からの連想も働いているようだ。3月のシステム障害に対する信頼回復策として、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行のワンバンクへの実質的な移行と合併等の統合を将来的に検討することを5月23日に発表したが、株価出直りのインパクトはならなかったようだ。
PBRは0.6倍に過ぎないし、配当利回りは5.4%に達する。それでも目立った押し目買い流入は見られない。信用買い残が4億8286万株とすごい水準にあり、戻れば売りが出てくる状態だ。ただ、今3月期は9月中間決算で3円配当実施の方向にあり、9月末にかけては配当狙いの買いでそれなりの賑わいを見せる可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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