KDDI、ARコンテンツ事業で仏社と資本・業務提携

　KDDIは9日、仏トータルイマージョン（Total Immersion）とAR（拡張現実）を活用したコンテンツ事業について資本・業務提携することで合意したと発表した。

　KDDIはトータルイマージョンが持つ画像認識エンジン「D'fusion」のマーカーレストラッキング技術を活用し、読み取りセンサーを使わずに画像を直接読み取ることで、認識精度・速度・安定性に優れたARコンテンツの提供を目指すという。

　また、同社が共同でARを活用したコンテンツ事業を推進してきた頓智ドットに「D'fusion」の技術を提供し、同社を通じて企業との連携によるアプリケーションなどのARコンテンツを提供する計画。

　同社は、トータルイマージョンとの新たな事業展開については、12月頃に改めて発表するとしている。