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カッシーニ土星探査機が撮影、衛星ハイペリオンの最新画像
記事提供元:sorae.jp
Image credit: NASA[写真拡大]
米航空宇宙局(NASA)は8月26日、カッシーニ土星探査機によって撮影された、土星の衛星であるハイペリオン(Hyperion)の画像を公開した。
この画像は2011年8月25日、カッシーニの狭角カメラによって撮影されたもので、加工は行われていない。今回は2005年9月に続く、2回目のハイペリオン・フライバイで、カッシーニはハイペリオンの表面から約2万5000kmまで接近した。
ハイペリオンは1848年に発見された衛星。直径は190から364kmで、いびつな形でありながらも、土星の衛星中で8番目に大きいもの。2005年にカッシーニの接近によって初めて鮮明な姿が捉えられ、大きさの割に軽く、体積の40%が空洞で、内部がすかすかだということが明らかになっている。
なお、カッシーニは9月にもハイペリオン・フライバイを行う予定。
写真=NASA。
■Cassini Closes in on Saturn's Tumbling Moon Hyperion
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2011-266
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