【銘柄診断】ヤーマンは個人消費関連の新成長株、大幅な訂正高への発進を待つ

2011年8月25日 19:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■個人消費関連の新たな成長株に

  ヤーマン <6630> が出遅れ訂正高のチャンスをうかがっている。家庭用美容健康機器(フェイスケア・ボディケア等)や化粧品の研究・開発、製造および仕入販売、生活雑貨等の仕入販売を手掛けている。

  前2011年4月期は経常利益16億9900万円と前々期比11.1%増を達成、今2012年4月期も営業利益19億3900万円と前4月期に比べ14.1%増が見込まれている。東日本大震災の影響をかわして、2009年の上場以来の連続増益となる。脱毛器シリーズの売り上げが着実に増え、値頃感のあるセット展開やリピート戦略が奏功した化粧品「オンリーミネラル」シリーズの販売も伸びが鮮明だ。

  会社は中期経営計画「チャレンジ300」を発表しているが、店舗販売や通信販売、直販などの販路拡大、商品ラインナップの拡充、海外進出の積極化等で、最終年度の2014年4月期に経常利益30億円を目指している。

  今4月期見通しでさえPERは4倍台。今後の成長性を勘案すれば、いつ爆発力を伴った訂正高が訪れてもおかしくない。広告宣伝の積極化で今後知名度が一段とアップすることが予想され、個人消費関連の新たな成長株としてクローズアップする方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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