【銘柄診断】プラマテルズは足元の業績は想定ペースを上回る、先行き増額も

2011年8月25日 18:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プラマテルズ <2714> は7月28日に震災後の戻り高値340円を示現した。当日に発表された今2012年3月期第1四半期の営業利益が2億600万円と前年同期比21%増益となったことを好感したもの。

  ただ、第1四半期は当初の見通しを上回るペースで推移したが、今後の見通しが流動的として今3月期通期の8億3000万円(前期比7.7%減)の予想が据え置かれたことで、買いの手が続かずその後は低調な展開を余儀なくされている。

  主力の合成樹脂の主な販売先は電子・電気機器、玩具、医療器具、包装容器、住宅建材業界等で特に中国向けを中心とするアジア向けが好調に推移している。中国などは利上げ一巡で今後の景気の好転が見込まれるなどむしろ先行きの状況は今より明るくなることが予想される。

  前2011年3月期が期初予想を大きく上回る着地となっており、今回もそうしたパターンを踏襲の可能性が強い。株価指標は割安感が強く目先底打ちから戻りのタイミングを計ることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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