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【銘柄診断】JSPは割安水準に到達、処分売り場面は買い場に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
JSP <7942> は全般の下げに追随、3月16日の年初来安値1150円に接近する調整色の強い足取りとなっている。7月26日に1507円の目先高値を示現しているが、これは7月28日に予定されていた決算発表に期待感が強まったため。
しかし、今2012年3月期第1四半期は営業利益が13億5900万円と前年同期比14%減少。今3月期についても営業利益63億円(前期比16.6%減)と期初の見通しが据え置かれ、失望人気が強まった。食品用包材の発泡ポリスチレンシート「スチレンペーパー」は震災以降、即席麺や弁当容器向けに売上げを伸ばし、発泡ポリスチレン押出ボードの住宅用断熱材「ミラフォーム」は、復興に向け需要が増加するなど状況は決して悪くない。
前3月期は数回にわたる増額修正が行われており、慎重な見通しでスタートするのが常。事実、アナリストは今3月期について前期並み利益を確保できるものと見ている。PBRは0.8倍と割安水準に到達。目先の処分売り一巡後は一気の引き戻し場面もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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