コナミ、ソーシャルゲームが家庭用ゲーム機の売上を逆転

2011年8月22日 11:00

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 やや旧聞に属するが、8/4 に発表されたコナミの第 1 四半期決算において、ソーシャルゲームの売り上げがついにコンシューマゲームの売り上げを上回ったとのこと (平成 24 年 3 月期 第 1 四半期決算短信 (PDF), 2012 年 3 月期 第 1 四半期決算発表資料 (PDF), GameBusiness.jp の記事, FAMITSU.com の記事) 。

 コンシューマゲームの売上高が前年同期の全世界で 462 万本 143 億円から、今年は 276 万本で 77 億円と低下しているのと比べ、ソーシャルゲームは 24 億円から 78 億円と 3 倍以上の急拡大を見せている。ソーシャルゲームにおいては GREE で提供している『ドラゴンコレクション』や Mobage の『戦国コレクション』の好調が大きいとのこと。コンシューマゲームの売上高減少については、ラインナップの違いによるものも大きいため単純には比較できないが、デジタルエンタテインメント事業全体の売上高が 250 億円から 261 億円と 4.3 % 増にとどまる中、営業利益は 23 億円から 61 億円と大きく上昇していることを考えると、ソーシャルゲームが大きな利益を上げていることが伺える。

 昨今ソーシャルゲームが好調だという話は耳にしていたが、これほどまでに成長していたとは正直驚きである。これからはコンシューマゲームがニッチな市場に追いやられるのだろうか ?

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