【銘柄診断】松田産業は割安修正をテコに逆行高展開を見込む

2011年8月22日 16:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  松田産業 <7456> は、主力の貴金属リサイクル事業で、貴金属原材料の回収増や貴金属価格の上昇でメリットを受け、今3月期業績は、早くも第1四半期決算発表の今年8月に上方修正、純利益は、44億円(前期比21%増)と増益率を伸ばす。

  金価格は、8月11日の金先物取引の証拠金の引き上げにもかかわらず、欧州の財政不安や米国景気の2番底懸念、一段の金融緩和観測などから「質への逃避」関連の安全資産として買い物が続いて、高値期待を高めており、同社業績も前期と同様に期中の再三の上方修正再現思惑につながっている。

  株価は、自己株式立会外買付取引(買付価格1305円)や今期業績増額で1327円の戻り高値をつけたが、その後の金価格最高値更新には反応薄で利益確定売りに押された。利益確定売りと綱引きするなか、PER8倍台、PBR0.9倍の割安修正をテコに逆行高展開も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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