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人間のように走れる二足歩行ロボットMABEL、ミシガン大学が開発
danceman 曰く、
ミシガン大学で開発中の二足歩行ロボット「MABEL(メイベル)」が、人間のように走れるようになったとのこと(プレスリリース、本家/.)。
2008年に作られたMABELは、昨年悪路の歩行実験中に脚を折る動画が公開されて話題になった。その後改良を重ね、現在は平均1.95m/s、最高3.06m/sで走ることが可能だ。膝のある二脚のロボットとしては世界最高速とのこと。MABELは人間と同じようなバランスで重量が配分されており、胴体は重く、腱の役割をするスプリングが取り付けられた脚はしなやかで軽い。人間が走るときと同様に、走行時間の4割は体が宙に浮いているという。
人間に近いフォームで走ることができる二足歩行ロボットは、平たんでない地形や建物の中での移動にも優れている。開発者らによれば、将来は軍事用ロボットや救助用ロボットとして活躍することも可能になるとのことだ。
走行実験の様子。走る速さが時々大きく変化するのは、2.5m/sを超えるとコントローラーが急激に速度を低下させるためとのこと。
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