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【銘柄診断】北海道電は泊原発3号機営業運転再開も売り買い交錯しもみ合い
北海道電力 <9509> は18日、11円安の1214円から9円高の1234円と買い直されるなど、前日終値を挟みもみ合った。終値は3円安の1222円。17日後場取引時間中に高橋はるみ北海道知事が、同社の泊原子力発電所3号機の営業運転再開容認を表明し、同社株価も急反発したが、大引け後に経済産業省原子力安全・保安院から定期検査終了証も交付され、営業運転が再開されたことから、下げ過ぎ訂正買いと材料出尽くしとする利益確定売りが交錯している。
同社の株価は、東京電力 <9501> の福島第1原子力発電所事故、株価急落にツレ安して年初来安値1023円まで700円安し、いったん1300円台までリバウンドしたものの、今年7月の今3月期第1四半期決算発表時に泊原発1・2号機の運転再開時期を見通すのは困難として、開示していた期初業績・配当予想を未定と変更して再下落した。
泊3号機は、震災前の3月7日に調整運転を始め、震災発生のため通常は1カ月程度の調整運転を5カ月続け、最終試験実施を要請した8月9日に安値顔合わせとなり、2番底の1023円から底放れした。福島原発事故以来初めての原発営業運転再開であり、PER評価のメドは立たないが、PBRでは0.6倍と割り負けており、目先売りを一巡後に一段の底上げを試す展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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