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【銘柄診断】ローソンは2Q好配当取りに猛暑関連人気が相乗して反発
ローソン <2651> は17日、50円高の4330円まで上げて20円高の4300円と反発し、16日ザラ場につけた年初来高値4390円を前に売り買いが交錯した。8月末の今2月期第2四半期(2Q)期末接近とともに、2Q配当取りの買い物が集まっており、猛暑特需による業績上ぶれ期待も相乗効果を発揮した。
同社の今期配当は、年間175円(前期実績170円)と連続増配され、うち2Q配当は87円(前年同期実績85円)が予想され、配当利回りは3.9%と2・8月期決算会社のランキング上位を占めている。
この前提となる今2月期業績は、増収・経常増益が続き、経常利益は554億円(前期比1%増)と予想されている。ただ純利益は、前々期に子会社元役員の不正資金流出関連の特別損失を計上した関係で前期にV字回復した反動減もあり198億円(前期比22%減)と減益転換を見込んでいる。
7月開示の今期第1四半期業績も、東日本大震災被災店舗の閉鎖・除却損失などが重なって19億8300万円の赤字(前年同期実績40億8100万円の黒字)と落ち込んだ。本業そのものは、積極店舗展開にチルドタイプの新弁当「ろーそん亭」やデザートの「プレミアムロールケーキ」シリーズのヒットなどが加わって順調に推移している。
東洋経済会社四季報速報では、これに猛暑特需が上乗せとなって通期経常利益が565億円、純利益が200億円と上ぶれが観測されている。
株価は、投資採算的に割安感は小さいが、株不足で逆日歩のつく信用好需給がフォローしてなお上値を伸ばそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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