米セブンイレブン、エクソンから51物件を取得:店舗網を拡大

2011年8月17日 11:25

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米セブンイレブンが取得する予定のエクソンのコンビニ「オン・ザ・ラン」店舗。同社ニュースリリースより。

米セブンイレブンが取得する予定のエクソンのコンビニ「オン・ザ・ラン」店舗。同社ニュースリリースより。[写真拡大]

 セブン&アイ・ホールディングスは17日、米セブンイレブン(7-Eleven)が米石油大手エクソンモービルからテキサス州のコンビニエンスストアなど51物件を取得すると発表した。北米でのコンビニエンスストア事業の店舗網拡大を図る。

 米セブンイレブンの発表によると、取得する物件はすべてテキサス州のダラス・フォートワース地区に位置する。大半はセブンイレブン店舗として改装されるが、エクソンのガソリン販売も継続する。店舗の改装などは2012年末までに完了する見込み。

 米セブンイレブンの合併買収担当バイスプレジデントであるSean Duffy氏は声明で「今回の店舗取得で、ダラス・フォートワース地区の不動産ポートフォリオが補完される」「セブンイレブンとエクソンのブランドの組み合わせで利便さを追求する利用者にとって競争力のある選択肢となる」とコメントしている。

 セブン&アイ・ホールディングスによると、米セブンイレブンは3月末時点でフランチャイズ店の5,107 店舗を含む6,636 店舗を展開している。

 米セブンイレブンは積極的な成長戦略を掲げており、4月にはニューヨーク州に188店舗を保有するコンビニチェーンのウィルソン・ファームズ(Wilson Farms)を買収することで合意している。

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