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【銘柄診断】ヒトコムは最高値後に急落、スマートフォン人気と利益確定売りが交錯
■値動きの荒い展開
ヒト・コミュニケーションズ <3654> は16日、205円高の4185円まで上げて続急伸し、連日の上場来高値更新となったが、引けにかけ400円安の3580円まで売られ終値は180円安の3800円と値動きの荒い展開となった。
前日に米国でグーグルが、モトローラ・モビリティーを大型買収し、スマートフォン事業を強化することに反応して、同社株にもスマートフォン関連人気が波及し割安修正買いが増勢となったが、公開価格からすでに55%高していることもあり利益確定売りも交錯した。
同社は、業務委託契約に基づくアウトソーシング事業を主力事業としており、家電量販店向けにスマートフォンの店頭販売支援やブロードバンドサービスへの加入手続きを請け負っており、グーグル対アップルの攻防激化が、同事業の追い風になると期待された。
株価は、8月12日に公開価格2700円で新規株式公開(IPO)されたばかりで、2780円で初値をつけたあと、一気に3000円台に乗せ、きょう16日前場はさらに4000円台乗せと急ピッチに上値を追った。
今8月期業績は、大幅増収増益を予想、純利益は6億6700万円(前期比68%増)と伸びて、PERは最高値水準でも11倍台と割安である。直近IPO株人気と利益確定売りが交錯するなか、なお上値指向を強めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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