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【銘柄診断】一休は業績が低下傾向、今3月期の業績回復度合いがポイントに
一休 <2450> は震災以後低調な動きを続けてきたが、全体の波乱相場もあってここにきて一段と整理色が強まってきている。
今2012年3月期第1四半期が予想外に底堅く推移したことで、今3月期9月中間決算の営業利益を期初の1500万円から2億4300万円(前年同期1億1800万円)に増額修正した。
震災の影響で一時落ち込んでいたホテル予約がゴールデンウィーク近辺から、若干ではあるが、自粛ムードが薄れ個人消費の持ち直しが見られるようになってきている。そうした傾向を踏まえた上で今3月期通期の見通しである営業利益5億3900万円(前期比13.5%減)が据え置きとなり、株価的には失望人気が強まった。7月27日の増額後、瞬間的に見直されたが人気が長続きしなかったのはそこらあたりが要因だろう。
今3月期は増額が有力とは思われるが増益水準にまで回復するかは微妙。今3月期減益なら2008年3月期の営業利益14億5200万円をピークに4期連続の減益となる。となると現在のPER32倍が押し目買いの妥当な水準なのか難しいところ。業績の回復度合いが焦点になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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