緊張感あふれる「シティーハンター」のイ・ミンホ語録

2011年7月27日 00:07

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韓国SBS水木ドラマ「シティーハンター」の主演イ・ミンホの痛快な「ハンター語録」がシンドロームを巻き起こしている。写真=SSD

韓国SBS水木ドラマ「シティーハンター」の主演イ・ミンホの痛快な「ハンター語録」がシンドロームを巻き起こしている。写真=SSD[写真拡大]

 韓国SBS水木ドラマ「シティーハンター」の主演イ・ミンホの痛快な「ハンター語録」がシンドロームを巻き起こしている。

 イ・ミンホはドラマの中のユンソン役を通して時代のスーパーヒーローとなり、息苦しい現実の中で視聴者にスッキリした痛快感を与えているという。目が離せない刺激的なアクションと今の韓国の現実社会を生々しく描いたストーリーに視聴者の熱狂的支持を得ているなか、シティーハンター・ユンソンの痛快な語録集がドラマを更に面白くしている。

 イ・ミンホは「バッドボーイ(bad boy)語録」から不条理な現実社会に核心をついた「核心語録」まで視聴者の関心を引いているが、視聴者を泣かせ笑わせる「ハンター語録」をいくつか見てみよう。

■女心を揺さぶる「バッドボーイ語録」
# 忘れることもあるだろ!オレのこのカッコよさに几帳面さまで備えてたら疲れるだろ。
(6話:ナナと同居生活を始める際、パジャマを持ってこなかったと責めるナナに対して)
# あ・・、どうやってオレの女だってわかるように印つけようかな・・・。
(7話:ソ・ヨンハクの息子ドンフンがナナに気のある素振りを見せ無理やり引っ張って行こうとするのを止めながら)
#  オレのことを好きな女?今頃チャムシル競技場に列を作って並んでるよ。
(8話:自分がどれだけ人気があるかナナに大げさに言いながら)
# 過ぎたことは忘れろよ。冗談言っただけなのにそうこられると困るだろ。
(9話:キスのあとナナに告白されわざと冷たい態度で)
#  会っても知らないふりしなきゃ。ホントしつこいな。
(10話:ナナからの求愛が続きわざと冷たい態度で)
#  キム・ナナ・・・。お前のことが好きだ。でもお前を放してやる自信がない・・だからお前がオレを放してくれ。
(16話:ナナの家に行き銃弾のネックレスを奪い衝撃的別れの告白 )
#  キム・ナナに指一本触れてみろ。ただじゃおかない。
(18話:ナナを人質にするチョン・ジェマンの部下に対して)
#  もう少しだけ我慢して・・・、もうすぐ終わるから
(18話:人質として捕まっているナナを助けたあと)

■強がっているが本当は寂しいユンソン・・・孤独だが情に厚いユンソンの「孝行語録」
# 幸せになって欲しいのに・・・苦労して欲しくないのに・・・老けて欲しくないのに・・・
(4話:ひとりで食堂を切り盛りしている母親キョンヒをこっそり見守りながら)
# 血の復讐・・・これ以上はできません。私が彼らを殺したら彼らの妻や子供が私を放っておくでしょうか・・・。
(4話:ジンピョと復讐方法について言い争いながら)
#  私の大切な人たちに危害を加えないでください。彼らは僕が守ります。父さんもだ。
(9話:ジンピョがシクジュンを人質にし暴行した事実を知ったあと)
#  私を捨てた母でも母にはかわりないですから。
(10話:白血病にかかったキョンヒのため骨髄移植をしようと血液検査をするユンソンにジンピョが反対し)
# ときどきはナナのことも気にかけてあげて・・・、母さんのことも頼む・・、いつどこで死ぬかもしれないということをちょっとの間忘れていたようだ。
(16話:ガス中毒の危機からやっとのことで生き返ったユンソンがシクジュンにすべての財産書類を渡しながら)

■復讐から始まった「5人衆制裁プロジェクト」!現実の不条理に立ち向かうシティーハンターの活躍で痛快感を与えてくれる「正義語録」
# 子供たちがなんで腹をすかせなきゃならないんだ。国民がたくさん税金を払っているというのに腹をすかせた子供たちがいる理由を知りたいよ。
(2話:区役所の社会福祉課の横領事実を隠蔽しようとするシム・ジェドンに対し)
# 敵が強いほど勝利も大きいと言ったじゃないですか。方法はあります。ここで諦めるくらいなら始めもしなかった。
(5話:ソ・ヨンハクの制裁を目の前に心配するジンピョを安心させようと)
# 父さんを止める人間は自分しかいないから。命をかけて止めます。
(10話:イ・ギョンワンを殺害したジンピョに向かって)
# 親を思うふりして入学金を下げろと学校に座り込み迷惑かけながら、落ちてるゴミひとつ拾えないのか!?高い入学金払ってその程度の人格しか養えないなら入学金がもしその半分だったら完全にダメ人間だな!
(10話:大学の食堂で掃除婦に向かって乱暴な話し方をする英文科キム・ヘジに対して )
# あんたのサービス精神、人格、言行全てにおいて100ウォン以下だな!
(16話:100ウォン玉だけで支払おうとすると、ダメだと言う店員に向かって)

 「5人衆制裁プロジェクト」も終わりに近づいている「シティーハンター」は最後の人物ウンチャン(チョン・ホジン)を残すのみとなったが、ウンチャンがユンソンの実の父親だということがわかり、劇的展開に関心が集まっている。最終回まであと2回を残し予想不可能なストーリー展開の本ドラマは水木夜9時55分放送。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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