日本サムスン、液晶ポスターシステム「ハルヱとケイジ プレミアム」　添付ソフトを刷新

　日本サムスンは20日、デジタルサイネージ用ソフトと32GBフラッシュSSDを搭載した液晶ポスターシステム「ハルヱとケイジ プレミアム」を8月上旬から発売すると発表した。価格はオープン。

　同製品は、組み込み機器向けWindowsとデュアルコアCPU、ステレオスピーカーなどを一体内蔵した32型液晶ディスプレイとスタンド、サムスン独自開発の液晶ポスター制作・表示用ソフトウェアをパッケージ化したもの。2008年に発売した「ハルヱとケイジ」から製品標準添付ソフトを刷新し、各種機能を強化した。

　標準添付のMagicInfo-i Premiumオーサーでは、簡単ウィザードによるコンテンツの制作ができるほか、多層レイヤーや、タイムライン機能を持つ。また、テンプレートやクリップアート、サンプル動画・静止画・フラッシュ動画、効果音が付属する。

　コンテンツの配信は、USBメモリーによるローカル配信と、1,000拠点以上の多拠点ネットワーク配信の両方に対応する。ストレージとしては、設置場所の移動や収納が頻繁に行われる液晶ポスターの使用方法を考慮し、電源投入時の起動が早く、耐震・耐衝撃性の高い32GBフラッシュSSDを搭載した。

　液晶の解像度は768ｘ1366、輝度は450cd/m2、コントラスト比は3,500:1。内蔵コントローラーには、OSがWindows Embedded Standard 2009、プロセッサがAMD AthlonⅡ X2 Dual-Core 235e (2.7GHz)、ストレージが32GBフラッシュ SSD、メモリがDDR3 1GB。