ソン・ユリ、チョン・ギョウン、情熱的な三度のキスで、お茶の間ウットリ

2011年7月14日 17:08

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韓国女優ソン・ユリと俳優チョン・ギョウンが情熱的な涙のキスで視聴者をうっとりさせた。

韓国女優ソン・ユリと俳優チョン・ギョウンが情熱的な涙のキスで視聴者をうっとりさせた。[写真拡大]

 韓国女優ソン・ユリと俳優チョン・ギョウンが情熱的な涙のキスで視聴者をうっとりさせた。

 13日に放送された韓国KBSの水木ドラマ「ロマンスタウン」(脚本ソ・スクヒャン、演出ファン・ウィギョン、キム・ジンウォン、製作会社CJ E&M エネックステレコム) 19話の放送で、ソン・ユリ、チョン・ギョウンの三度連続の切ないキスシーンに、視聴者の関心が集まった。

 9日に京畿道華城市の公園で行われた撮影で、ソン・ユリとチョン・ギョウンは三度のキスシーンを控え、感情移入に苦心する姿を見せた。キスシーンは19話後半のシーンだが、スケジュールの都合上、他のシーンより早く撮影することになり、感情移入するには脚本の力をかなり借りなければならなかった。

 夜明けまで撮影が続く中、ソン・ユリとチョン・ギョウンはこのシーンが持つ意味について意見を交わし、演技の波長を合わせるなどプロらしい姿を見せていた。撮影前の充分なリハーサルで万全の体制を整えた二人は、涙を流す感情的なシーンに「一回で行くぞ!」と撮影に挑んだ。二人の三度のキスシーンはNGなしでスムーズに行われ、「さすがソン・ユリとチョン・ギョンウ!」とスタッフたちは絶賛した。二人の感情があまりにも切なくて、見守るスタッフたちも息を呑むほどだったという。

 「ロマンスタウン」19話で、一度ならず三度もキスシーンが展開されたのは、ゴヌ(チョン・ギョンウ)が突然別れを告げたからである。父親(イ・ジェヨン)のせいで苦しむスングム(ソン・ユリ)を見るに耐えないゴヌがスングムを思いやり、自ら別れ告げたのだ。ゴヌの別れの言葉を受け入れられないスングムは涙を流して「別れたくない」と言い、互いに言い争う中、二人は三度のキスに至った。

 自ら別れを告げたゴヌだが、スングムとの別れを惜しんで一度目のキスを、「行かないで」と言うスングムを切ない表情で見つめ、二度目のキスを、「行かないわよね?」と言うスングムに何も言わずに三度目のキスをした。

 これまで「ロマンスタウン」の劇中で「口にテープを貼ったキス、病室でのキス、サウナ場でのキス」などを披露したチョン・ギョン、ソン・ユリカップルだが、今回切なさの極致の中で行った三度のキスが「真のキス終決」となった。ジリジリしながらもキュンとくるこの三度のキスの後、二人がどんな結論を出すのか、この19話で明らかになる。

 製作会社側は「本当に素晴らしい俳優たちとスタッフたちのお蔭で、撮影現場の雰囲気がいつも和気あいあいとしていた」と言い、
また「きついスケジュールの中でも笑いを絶やさず撮影に臨む俳優たちとスタッフに感謝している」と伝えた。

 一方、残り二話の放送を控えた「ロマンスタウン」は、100億ウォンの宝くじの半片が空に飛んでしまい、その結果がどうなったかに関心が集まった。100億のウォン宝くじの行方とソン・ユリ、チョン・ギョウンの三度のキスが展開される「ロマンスタウン」19話は、13日夜9時55分に韓国KBS 2TVで放送された。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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