東芝、店舗・オフィス向け<UPS+蓄電池>の電源装置「無瞬断パワーユニット」

2011年7月11日 19:32

印刷

店舗・オフィス向けに無停電電源装置(UPS)と蓄電装置の特長を兼ね備えた東芝の電源装置「無瞬断パワーユニット」。

店舗・オフィス向けに無停電電源装置(UPS)と蓄電装置の特長を兼ね備えた東芝の電源装置「無瞬断パワーユニット」。[写真拡大]

 東芝は11日、店舗・オフィス向けに無停電電源装置(UPS)と蓄電装置の特長を兼ね備えた電源装置「無瞬断パワーユニット」を15日から発売すると発表した。

 同製品は、同社製の二次電池「SCiB」とUPS機能を搭載しており、停電時に無瞬断で商用電源から自動でバッテリー出力へ切り替えることができる。バッテリー容量は1.6kWhで、ミドルタイプのサーバーなど消費電力400W相当の機器であれば約3時間連続して使用できる。

 停電時に店舗のPOSシステムやオフィスのコンピュータシステムなどの電源をバックアップし、データ消失などの事故を防止するといった用途が考えられる。

 SCiBの繰返しサイクルは4,000回で、例えば、1日1回、充電/使用(放電)した場合、およそ10年程度という長期間の電池寿命が期待できる。

 また、電池を使い切った状態から約8時間と比較的短時間でフル充電できるため、夜間に充電し、電力使用量の多い昼間に使用することでピーク時に節電するといった使い方もできる。

 本体サイズは、幅22.8センチ×奥行64.0センチ×高さ68.9センチ。重量は約59キロ。

関連記事