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東芝、米フォードにHV/PHV向けインバーターを供給
東芝は21日、米自動車大手フォード・モーターが2012年から量産を開始するハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)向けに車載用インバーターを供給すると発表した。
同社は昨年6月にフォードのHV、PHV向けに駆動用モーターを12年から提供することで契約を締結しており、車載用インバーターをモーターとセットで納入することになる。
車載向けインバーターの生産は車載向けモーター生産などで実績のある三重工場で行う。生産能力は年間15万台で、今後、製造設備の調整や自動車メーカーの認定手続きなどを経て、12年4月に供給開始の予定としている。
環境車への関心の高まりに合わせて環境車両向けのインバーター市場も拡大が見込まれており、同社調べでは、市場規模が10年の約1,800億円から20年には約1兆5,000億円に成長すると予想。
今後は、自動車関連事業の海外展開を加速し、鉄道車両事業を含めたモーターやインバーター、二次電池などのパワーエレクトロニクス関連事業で2015年度までに売上高8,000億円を目指すとしている。
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