【話題株】ダイセキ環境ソリューションは10年単位の「汚染土」処理を買う

2011年6月14日 18:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■放射性物質「高濃度汚泥」で思惑拡大

  ダイセキ環境ソリューション <1712> は14日の後場一段高となり、一時21万7800円(3万1800円高)と急伸、終値も20万9100円(2万3100円高)で、ほぼ1カ月に渡る18万円台から19万円台での横ばい相場を棒立ち型で上抜く相場になった。

  土壌汚染の調査・処理を手がけ、福島第1原発で高濃度汚染水を浄化するシステムの試運転開始と伝えられ、浄化後の「高濃度汚泥」は一説で2000立方メートルになるとされて思惑が拡大。

■中京地区の「地場筋」出動の観測も

  株価は、これまであまり物色されていないとして新鮮味があった模様。値段そのものは、今期の予想1株利益の70倍台(PER71倍)の水準になり、東証1部平均の14倍台との比較では大きく割高。ただ、放射性物質を含んだ土地の浄化作業は、原発処理の工程表でもこれからの問題。収益寄与は下期以降、むしろ来期から10年単位で進む大きな事業拡大要因になるとの期待がある。

  また、教育施設の校庭や田畑などの浄化処理に期待する動きもあった。中日新聞(14日付け電子版)では、筑波大作製の土壌汚染地図で茨城県や千葉県の一部の土壌からも放射性物質が検出と伝えたとして、名古屋本社の当社株が「地場筋」の買いを集めたとの見方も出ていた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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