銀座ブランド街に出店したセキドの銀座ラブラブ店・島田康男店長に戦略を聞く

2011年6月14日 16:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

世界の有名な高級ブランド店が軒を連ねる銀座。そのブランドに囲まれる一等地に出店したセキド<9878>(東2)の『銀座ラブラブ』。出店から1ヶ月余。「銀座ラブラブ」の戦略を島田康男店長(写真)に聞いた。

世界の有名な高級ブランド店が軒を連ねる銀座。そのブランドに囲まれる一等地に出店したセキド<9878>(東2)の『銀座ラブラブ』。出店から1ヶ月余。「銀座ラブラブ」の戦略を島田康男店長(写真)に聞いた。[写真拡大]

  世界の有名な高級ブランド店が軒を連ねる銀座。そのブランドに囲まれる一等地に出店したセキド <9878> (東2)の『銀座ラブラブ』。出店から1ヶ月余。「銀座ラブラブ」の戦略を島田康男店長(写真)に聞いた。

★他社品を実際にその場で手に取って見比べすることができる、この点が当社の強さ!

――周辺は世界的ブランド店が目につきますね。

  【島田店長】 近くにはティファニー、ブルガリ、ヴィトン、シャネル、カルチェなどの有名な店舗がそろっています。銀座ブランド街ともいわれる場所で、その中の店長を任じられたことで身の引き締まる思いです。

――なぜ、銀座の高級ブランド街に出店されたのですか。

  【島田店長】 当社のファッション事業はバッグ、時計、貴金属、ネクタイなどの高級ブランド品をヨーロッパ中心に海外で直接買い付けて販売しています。とくに、大量生産されていない品、通常では日本に入って来ない品などにマトを絞っている点が特徴です。しかも、銀座ラブラブ店には、各社のブランド品が揃っています。たとえば、バッグの欲しいお客さまは、他社品を実際にその場で手に取って見比べすることができます。店が違うとそれができません。この点が、当社の強さです。

★認知度アップの重要な使命

――他に、銀座出店の狙いはありますか。

  【島田店長】 「銀座」という地名自体のブランド力です。銀座は中国、香港、台湾など東南アジアの観光客の人気スポットです。その真ん中に店を構えることで銀座ラブラブの知名度が高まります。先行き中国など東南アジアでの店舗展開を計画しています。その認知度アップの重要な使命を持っています。また、今回の銀座店で国内25店舗ですが、銀座店には最先端の情報が集まりますから、その情報を他店で活用する効果もあります。有人店舗のほかにもネット販売も始めていますから波及効果も見込めます。銀座店はこうした重要な役割を持っていることで「旗艦店」としての大切な役割があります。

――広さはどの程度ですか。

  【島田店長】 約80坪です。さらに、隣接した場所に1階20坪、2階20坪の未使用のスペースがあります。現在、利用を検討中です。具体的に決まった段階で銀座ラブラブ店のグランドオープンとする予定です。午前10時から夜8時までの営業で年中無休です。もちろん、中国語、英語の話せる社員を配置しています。

――東日本大震災で、銀座を訪れる東南アジアからの観光客は減っているようですが。

  【島田店長】 世界的にも知られることとなったあれだけの震災ですから今は仕方ないと思います。それでも、5月12日のオープン当時は少なかった観光客の方も最近は少しずつ増え始めています。相場の世界には、新規上場企業は「小さく寄り付いて大きく育つ」ことが投資家の皆さんに喜ばれるそうですが、銀座店も大きく育てたいと思っています。

――ありがとうございました。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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