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【銘柄診断】日立製作所は下げ過ぎ訂正買い増勢で一段の戻りへ
日立製作所 <6501> は、9日大引け後に5月11日の3月期決算発表時に未定としていた今期予想業績を開示、営業利益が、6月6日の観測報道通りに10%減益転換としたが、市場コンセンサスの範囲内として下げ過ぎ訂正買いが増勢となっていたが、5円安の464円と反落した。
今期業績は、売り上げ9兆5000億円(前期比1%増)、営業利益4000億円(同10%減)、税引前純利益4100億円(同5%減)、純利益2000億円(同16%減)と前期の20年ぶりの過去最高純利益からの減益転換を見込んだ。部門別で情報・通信システム、建設機械、オートモティブシステムが続伸するが、電力システムやコンポーネント・デバイス、デジタルメディア・民生機器の営業利益がそれぞれ大きく落ち込んで営業減益転換する。
株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値334円から下げ過ぎ訂正で100円幅の底上げをし、5月の決算発表時に今期業績を未定としたことや6月の業績観測報道も反応は限定的で400円台央でのもみ合いが続いた。一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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