【銘柄診断】オムロンは遅れて開示の今期業績の増益予想をテコに続伸

2011年6月7日 17:56

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  オムロン <6645> は7日、63円高の2102円まで上げて、48円高の2082円と急続伸した。6日大引け後に今年4月27日の決算発表時に未定としていた今3月期業績見通しを発表、利益が2ケタ増益となることをテコに割安修正買いが増勢となっている。

  3月期業績は、売り上げ6550億円(前期比6%増)、経常利益535億円(同28%増)、純利益340億円(同26%増)と予想された。

  東日本大震災による工場、生産設備の直接の被害がなく、生産用部品も確保され、一部不透明だった顧客の需要が明確となり、インダストリアルオートメーションビジネスを中心に海外の堅調な設備投資需要や国内の震災復興需要などが寄与して好調に推移することが要因となる。

  株価は、前期業績の再上方修正で年初来高値2418円まで買い進まれ、大震災発生で同安値1839円まで急落、いったんは2391円まで戻したものの、前期業績が、再上方修正値を下ぶれて増益率を縮めたことが響いて2000円台大台を試す下値調整を続けてきた。PER13倍台の下げ過ぎ訂正にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄フラッシュ】ホシデンが急伸し東プレも後場高く東京電力は急反発(2011/06/07)
【株式市場】出来高は少なめだが円高の懸念後退し全般持ち直す(2011/06/07) 投資に勝つための株式投資情報SHOPがスタート!トップトレーダーが語る投資術公開(2011/05/27)
株式評論家・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!シンプルに注目銘柄を紹介(2011/04/01)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事