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菅総理の辞任表明は企業の決算発表を真似たようなやり方=犬丸正寛の相場展望
来週(6日~10日)は、『梅雨の晴れ間的な相場』が予想される。菅総理の辞任表明はあったものの時期は「未定」。最近の企業の決算発表で、次期見通しを未定とするところが多いのを真似たようなやり方だ。[写真拡大]
■『梅雨の晴れ間的な相場』を予想
来週(6日~10日)は、『梅雨の晴れ間的な相場』が予想される。
菅総理の辞任表明はあったものの時期は「未定」。最近の企業の決算発表で、次期見通しを未定とするところが多いのを真似たようなやり方だ。
また、印象としては、成績不振に喘ぐベースボールチームの監督が責任は認めたものの、シーズンが終わるまでは監督を辞めないと言っているのと似ている。果たして、ファンや選手が納得するだろうか。このまま収まるとは思えない。ましてや、グローバル時代において世界は、「辞める」といった総理を交渉の相手にするだろうか。これから、底流では新政権への形と政策展望が模索されるだろう。
恐らく、今後、外国人投資家は日本株投資について様子見となるだろう。外国人投資家が買わなければ、力強い相場は難しいだろう。注目される材料としては、「第2次補正予算」の規模を見守りながらの復興関連銘柄を物色する動きは予想される。
また、「節電の夏」を控え、クールビズなどサマーストック株も注目されるだろう。ただ、日本の投資家の買いは短期資金が中心であり、腰の入った買いは期待し難いだろう。今年の梅雨は長そうだ。「梅雨の晴れ間」の相場展開だろう。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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