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【銘柄診断】FDKは遅れて開示の今期業績の大幅減益転換を見込む
記事提供元:日本インタビュ新聞社
FDK <6955> は31日、3円安の124円まで売られ、終値は1円高の128円と反発した。30日大引け後に今年4月27日の決算発表時に未定としていた今3月期業績予想を開示、経常利益の大幅減益転換を見込んだ。
今期業績は、売り上げ950億円(前期比0.6%増)、経常利益25億5000万円(同38%減)、純利益25億7100万円(同1%増)と予想された。
昨年夏ごろから急騰したレアアースなどの鉱物資源や、東日本大震災による顧客先・原料調達先からの受注・納入、今夏のピーク電力カットによる生産活動の影響など厳しい経営環境が続くと想定し減益転換を予想した。
株価は、前期業績の好調推移で年初来高値159円をつけ、東日本大震災発生で同安値71円まで半値以下となる急落となったが、原発事故による電池関連人気が波及し、さらに期待のリチウムイオン・キャパシティでの旭化成 <3407> との合弁会社設立も加わってリバウンド、半値戻し水準でもみ合っていた。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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