【銘柄診断】日立物流は5連騰、4期ぶり最高純益で市場予想上回り連続増配

2011年5月30日 12:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日立物流 <9086> は、50円高の1246円まで上げて5営業日続伸している。前週末27日大引け後に今年5月11日の3月期決算開示時に未定としていた今2012年3月期の業績予想と配当予想を発表、純利益が4期ぶりに過去最高を更新して市場コンセンサスを上回り、連続して増配することを好感して割安株買いが増勢となっている。

  今期業績は、売り上げ5500億円(前期比49%増)、経常利益221億円(同38%増)、純利益105億円(同54%増)と続伸が予想され、純利益は、2008年3月期の過去最高(77億4700万円)を大きく更新するとともに、市場コンセンサスを約9億円上回る。

  前期に子会社化したホーマックの物流子会社やバンテック <9382> などの業績が上乗せとなり、中国の3PL事業も好調に推移することなどが要因となる。

  株価は、前期第3四半期の好決算評価で年初来高値1347円をつけ、東日本大震災発生で同安値898円まで急落、下げ幅の3分の2戻しをクリアしたところである。PER13倍台、PBR0.9倍の下げ過ぎ訂正で高値奪回に弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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