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【銘柄診断】戸田工業は自動車用リチウムイオン電池の普及本格化の恩恵大きい
記事提供元:日本インタビュ新聞社
戸田工業 <4100> は5月9日の前2011年3月期の業績上方修正を受け5月10日には790円と震災前の水準回復に後一歩の水準にまで戻した。ところが前3月期こそ営業利益27億4100万円(前々期は4億9300万円の損失)と上振れての着地になったが、今2012年3月期は営業利益30億円と9%増益にとどまることで材料出尽くしから利益確定の売りが広がる流れになってしまった。
同社が今後の展開で最も力を入れるのがリチウムイオン電池材料。既存のモバイル用リチウムイオン電池が当分年率12%程度の伸びが想定されるほか、電気自動車用の市場が本格的にスタートする。そのほかトナー用キャリア、ICタグなど新規商品の投入などにより中期的な成長路線を歩む見通しにある。
これまで実態に比べ株価が先行していたことで、そのギャップを埋める展開を余儀なくされていたが、収益が株価に追いつき始めたことでいわゆる業績買い相場への移行が有力になってきている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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